心理学の歴史5

動物磁気、覚えていますか? あの流れが、アメリカに行きました。

クィンビーは、動物磁気治療者としてスタートしたが、
「信念」によって病気がつくられているという説を提唱。

自らの治療を、イエス・キリストが行った治療と同一であると
主張するに至った。

すなわち、神とは、この世の本質つまり「科学」であり、
イエスがキリストとして説いた原理である。

この穏やかな運動は、ニューソートと呼ばれた。

*ニューソート(New Thought、新思考)は、米国で始まった宗教運動の一つ。
谷口雅春が「光明思想」と訳しているように、気持ちを明るく保つことによって
運命が開けるという考え方である。

禁欲を説いたカルヴァン主義への反発として19世紀に生まれた運動で、
フィニアス・クインビーという心理療法家の治療方法が元になっている。

この運動は「ポジティブ・シンキング」という言葉を通して普及し、
成功哲学や自己啓発のルーツの一つとされている。

日本でも著作がベストセラーになっている英国出身の牧師ジョセフ・
マーフィーなど、いわゆる成功哲学の著者の多くが、これに属する
人々である。(Wikipedia)

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