メディカル・ハーブ

2010.3.1

メディカル・ハーブの勉強会に行きました。

ハーブというのは、ハーブティーとして香りを楽しんだり、
お料理のスパイスとして利用するなど嗜好品として認知されて
いますが、

メディカルハーブは健康の維持増進、疾病の予防、治療などで
用いる、機能を有するハーブを意味します。実際、医薬品の
原材料の四分の一が植物由来のものです。

お薬には、この病気にはこのお薬という関係、例えば熱があれば
この解熱剤という1対1の関係がありますが、ハーブには1つの
ハーブに多様性があるのが特徴です。

またハーブは、私達が本来持っている自己治癒力と自己調整機能に
働きかけ、これを活性化してくれます。現代社会の過剰なまでの
ストレスによっておこる心身症や、生活習慣や食生活の乱れから
くる生活習慣病には、メディカルハーブが非常に有効です。

ただメディカルハーブは医薬品ではありませんが、ある種の
機能を有するため、特定の医薬品と併用した場合には互いに
影響を与え合うことが確認されています。これを知らずに併用
した場合、医薬品の効能、効果が減弱したり増強するなどの
可能性がありますので、メディカルハーブを生活で積極的に
活用していくには、安全性についての正しい知識を持つことも
必要となります。 (薬剤師・三浦さん談)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です