栄養素の働きと適切な摂取量4

現代の先進諸国の食生活においては、エネルギー摂取量の確保は
極めて簡単である。

高濃度の糖分を含有するものや、脂質含有量の高いものは
高エネルギー食品であるが、口当たりが良く、日本でも食生活
の欧米化に伴い、消費が拡大している。

一方で、生産や運搬、保存などの食糧の確保に要する労力や
調理の負担、生活全般におけるエネルギーの消費が低下している。

このエネルギー摂取と消費のバランスの乱れが、体脂肪率の
上昇や肥満の一因となる。

摂取量の増加と消費量の低下から生じる余剰エネルギーを小さく
する工夫が必要。

(予防医学指導士テキストより抜粋)

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