今後の予防医学 コメントを残す 近年、遺伝子情報を元に疾患の発症予防を行う「0次予防」という概念が提唱されるようになった。 京都大学大学院医学研究科と滋賀県長浜市は、生活習慣病の原因をゲノム(全遺伝子情報)から解き明かすことを目指す 「0次予防健康づくり推進事業」の実施に向け、同市民を対象として2007年に「0次健診」を実施している。 今後の予防医学は、今までのリスク評価に主眼を置いたものから、実際の健康指導へと変容すると考えられる。